OHHASHI DESIGN part2

ハンマーアッセンブリを新たに組み立てて、アクションに取付。
元々のハンマーヘッドと同じく、Renner製を選択。
シャンクは国産のトキワ製。
なにがなんでもドイツ製が良いとは思いませんが、
オリジナルに準じるのがセオリーだと考えます。

今回は数年前に購入した自動打鍵機をお客様宅に持ち込んで、
約6時間動かしました。
そして翌日に調律点検作業にお伺い。入念に作業。
新しいハンマーヘッドに交換するとやはり十分な弾き込みが必要になり、
そのためにこの自動打鍵機を頑張って購入しました。

思い切って購入して良かったなと確信出来るほどの効果を
感じることが出来ました。
音の輪郭もはっきりと出て、シフト時との音色差も綺麗に纏まります。
音の鳴りっぷりも良くなり、厚みが増すように感じることが出来ました。

このピアノの声はベヒシュタインに似てるなぁと、
調律をやりつつ感じていましたが、
作業終了後に先生に弾いていただくと、
それが確信だと思えるほど、
太く、それでいて優しい透明感のある音に驚嘆しました。

このサイズの「OHASHI DESIGN」は素晴らしい設計であると
痛感しました。

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